2014/02/11

PIANOS



たしか4歳くらいだったかな。
アップライトが我が家に来た日のことは
今でも覚えているんだ。
弾ける気まんまんだったんだよ。
畏れ多くも「ショパン/幻想即興曲」とか(爆)
そうは問屋が卸さない状態で
今日に至る訳だが、
その日の我が家は娘の輝かしい未来を
家族全員で見てたわけで(笑)
大好きな「グリーンスリーブス」を
何度も何度も演奏したなぁ。

高学年でクラッシックはリタイアし
現代作曲家の自由な楽曲を
ピアノ教師から勧められたことには
本当に感謝しているのだ。
ジャズっぽい曲とか、
ちょっとプログレっぽいのとか
この時期のこういう出会いが
きっかけだったのだなぁ。
自作曲はこの頃から作り始めてる。
そう、「ピアノ」という楽器を
ずーっと嫌いにならないでいるのは
常に「導き」みたいのが
あったよーな気がする。

その後出会う
「ピアノをかっちょよく弾きながら歌う」
ヒーロー達に(あ、ヒロインもね)憧れ
ずるずると、そしてガシガシと(笑)
弾き歌い続けているのだが

ワタシは今果たして
「かっちょよく弾き歌えているのだろうか」

ずーっとそんな風に思いながら
音楽やってるなぁ。
そうじゃない時期もあったけど、結局は
軌道修正される。かなり強制的に(笑)
これは「運命」としか言いようがないのだ。
「運命」というものを
「自分」で切り開いてるとするならば
内なる力が相当強くそうさせているのだな。

明日
「かっちょいい」とこ見せますぜ!
私なりにピアノを愛してきた証みたいな
そんなステージになるはず。

共演させていただく島田篤さんとの
出会いもまた「導き」なのでしょう。
ワタシとは違ったアプローチで
ずっと「ピアノ」を愛でてこられた
島田さんとの共演は相当刺激的なのですよ。
優しくてカッチョイイ。
それが島田さんのピアノなのだ。
ワタシの持っていないものをたくさんお持ちで
ときどき「あーん島田さんになりたい」って
思うことあるもん(笑)
でもやっぱりワタシはワタシがいいや(笑)
「違う」から生まれる「倍音」!
「違う」からオモロイ!

そして
ご縁あって画家の足田メロウさんの
参戦というのもそうとう力強い刺激。
「音が見える」ワタシにとっては
自分と違った「音の見え方」を提示してくれる
メロウさんのアプローチは
かなり強烈な刺激の一つになっています。

さささ。
もう能書きはやめます(笑)

「カッチョイイ」から見に来てよ!!!

2014.2.12(水)
@京都・木屋町 UrBANGUILD
『PIANOS』
〜さえずりはしゃぐ
     2台のピアノ〜
島田篤(pf.vo)
出雲麻紀子(pf.vo)
足田メロウ (painting)
開場18時30分 開演19時30分
前売2000円 当日2300円
*1ドリンク付き