2009/03/30

本屋を『読む』

この週末、市ヶ谷→九段下あたりの桜をチラ見しつつ読みたい本がけっこうあったので本屋巡り。行くと読みたい本が増えるばかりで、厳選するのがまた難しくなってしまうのだけど、結局4冊購入。最近CD屋さんではこの『ウキウキ感』を得られないのが本当に残念でなりませんよ…。

本屋のメインディスプレイをリサーチするのも楽しみの一つなのだ。細かすぎない大まかな今の『世の中』がそこにあるし。モチロンお店なので『流行りそう』『流行っている』ものがメインなんだけどさ、なかには『流行らせようとしている』という意図を感じるモノもあってね、そういうのは一応手に取ってオビくらいは見るようにしている。その『流行らせようとする』背景ってのを知りたくてさ。『今何故コレ?』みたいなね。

特に最近気になっているのは、あの『白洲次郎』を『流行らせよう』とする『意図』ってなんだろう?という事なんだけど、まぁNHKが一昨年位から徐々に取り上げてるよね。『その時歴史は動いた』で取り上げて以来、今年になってからドラマ化されたりと何かとテレビで見るよーになったなぁ、という印象。本屋さんではメインディスプレイの中央にどどーんと関連本が積まれている。たまたま見たんよ、『その時〜』を。確かに相当カッコイイ方だと思いました。長身でイケメンで高学歴でお坊ちゃまで、しかも『相手がどんな立場の方であろうと云いたい事は云う』という姿勢はあの当時にしちゃ日本人離れしてるなぁ、とね。この浸透のさせ方は大河ドラマとほぼ同じ方法論だね。

知られつくした『ヒーロー』達の神通力が効かなくなった故に『ニューヒーロー』を常に探し、作ろうとしてるんだろね。『チェ・ゲバラ』も、そうじゃんね、先日初めて『チェ・ゲバラ』がバラエティーのクイズとして出題されたのを見てちょっとした『違和感』のようなものを感じたのよ。あああ、こうもいとも簡単に…的なたぐいの違和感だわ。

結局その日は5件の本屋を『読み』ましたが、概ね同じよーな発信をしてる感じ。面白くもあり、面白くなくもあり。

2009/03/27

晴れ時々ピアノ 日々居直り

晴れ時々…とまぁ、このくらいが丁度良いのですよ、音楽との付き合いもさ。『音楽』してる時期って案外新しいモノが生まれてこないなぁと思ったし、全然違うものに集中してる時こそ恐ろしく素晴らしいメロディーが『降りて』来たりするし。まぁ人それぞれだと思うけどね。

そんなペースでやって来たから、まだやれてるのかなぁ(爆笑)たまには爆発させたいなぁ、とも思う…なぁんて思うのはおそらく『何か』がワタシの中で蓄積を始めているのではないかと。

そんな事をぼんやり考えながら眠ったりするとさ、意味の分からない『居心地の悪さ』が朝っぱらからワタシを支配する。『意味が分からない』ので対処に困っていたのだが、ここ最近、なんと申しましょうか『図太く』なったのか?『意味が分からない』ことをいくら考えてもそりゃ無駄だわさ!と居直り(笑)混線してるケーブルを取り敢えず分かる範囲でほどいていき、然るべきところにさす…みたいな脳内作業をしてたですよ。ほーほーほーっ!見えてくるもんだねぇ、『意味の分からない』ものに直接の原因なんてものはなく、ただただ、整理整頓しろ〜っ!という事だったんだね(笑)そりゃもう、朝の総武線に乗ってるうちにカタがつくんだよ(笑)

クリアになったアタマの中で『はっきり』した『はっきりしない事』の数々…うひゃーこんな事ならば整理整頓するんじゃなかったぁ〜(笑)そして、また居直る訳ですよ、日々…。

取り敢えず、派手に爆発させてみようか?
もしくはぶっ壊す?
どうやって?
何を?

うしししし。
これを考えるのが、一番の妙薬なのであった。
『曇りのちPUNKS』なのだ!

←なんじゃぁ!!!この写真???じみへんもびっくり?しかし、防災服着てるし…良くみると相当カッコワルいぞ!この写真(爆笑)
よい子は絶対真似しないでね(笑)

2009/03/25

錆びない男(ひと)

どーなってるんだ?ってくらい熱〜いライブを観て来た。タワレコのインストアライブでしかも30分の演奏だったんだけど、それだけでも大満足な『Friction』ライブ。フリクションをインストアで観られるなんてぇぇ〜っ!!!

ワタクシが日本人ミュージシャンで唯一『生涯ファン』を公言しているReckは年齢を公表していないがしかし、どう見積もっても(東京ロッカーズ時代にすでにアラサーだったそうで)還暦を超えていると思われるのだが、いやぁ、『還暦』の音をなめちゃあいけませんぜ。下手に触ると怪我するぜ(笑)年季の入った疾走感。ドラムとベースのみでこの音だしてるんかい?まさか!?と疑われても仕方がないくらい、音圧と巧みなベースリフのみで、あの『雷神』との呼び名高き中村達也のドラムとステージ上での格闘技さながらのパフォーマンス!そこにReckのクールな言葉達がのっかって、さらなる疾走感!この二人のセッションを3度観てるんだけど、観る度だんだん研ぎすまされて行ってる。自分が音に支配されてる感じがたまんない訳よ。ワタシはあなたの音の奴隷!(爆笑)有無を言わせない感じね。中村達也がこれまたカッコイイ!初めてこのセッションを観たときは達也氏が『少年』に見えた。憧れのReckと一緒に演奏出来る喜びを体中から発散させてる感じ。でも、すっかり達也氏がReckと対等、いや、もはや『Friction』を乗っ取る勢い!これはこれでまた目が離せない!Reckってば、きっとこうやって切磋琢磨してるんだろーなー。精神が錆びてないから、あんな音出せるんだと思うもの。

ワタシも、還暦超えようとも錆びないでいたいと思った。

このライブを見終わった後、本当に久々に大酔っぱらい(爆笑)誘ってくれた悪友Nと、その後呼びつけた(笑)悪友Mとでらっきょも転がってないのに笑いまくる。今日は一日中軽い頭痛が治まらず(笑)




生で観たもんね!!!フジロックの時の演奏。
アタマがおかしくなるかと思うほどの爆音のシャワー!!!

2009/03/23

祭りのあとは!

ホント楽しい楽しいひとときでしたよ。昨晩のイベントにお越しの皆様、スタッフの皆様、GFMの皆様、ありがとうございました。サポートをしてくれたウッチー、そしてそして、カタンくん!南さん!お疲れさま〜☆どう考えても内容の濃い企画だけに、ワタシも相当な戦闘モード!?(爆笑)にて今回のイベントに臨んだ訳ですが、いやぁこういう感じでモチベーションを保つというのは非常に大切な事だね!嗚呼これって、若さを保つ秘訣!?と類似してるんじゃないかね(笑)昨日のライブをやれたおかげで、少し自分に変化があったように思う。凄く心地よい変化。

南サンの『月のまるい夜』にて涙が頬を伝い←ホント名曲っすよ!
カタンくんの『対話の可能性』ボサノバVer.にて南米の血が騒ぎ(笑)←もう名人芸っすよ!
トークショウでは出演している事を時折忘れるほど大笑い!!!
『お前を嫁に…』は出て来ても『さだまさし』が出てこない…
良い酔い人ぶりを発揮した南サン!
『ポーの一族』の映像化、カタンくんに是非やって欲しい!!!
何を隠そうワタクシも相当な萩尾望都ファンなのですよ。
南サンの投げかける質問に如才なく答えるカタンくんのセンスのよさ。
ちゃちゃをときおり挟むイズモ…(笑)
3人のキャラクターがまんま出ていたトークショウだったんじゃないかね?
面白かったよ。

さて、イズモのライブ。
今回はサポートにDr&Percのウッチー内山くんを迎え、自由気ままに時折歯止めの利かなくなるワタシのリズムをしっかりとキープして頂きました。(暴れ馬の手綱を締める感じね:笑)新曲2曲はちぃと新しい試みにチャレンジしたり、古い曲を掘り起こしたり、準備してるときから相当楽しかったんだよ。いかんせん、ライブ音源をまだ聴いちゃいないんで、出来がどーだったかなんてのは分かんないけど、やってて楽しかった。これ基本!!!ああ、木魚はどーだったですかね?(爆笑)

セットリスト
完全なる敗北〜不完全なあいのうた〜
Crash
我流!LIFE
失われた時の中で
自虐症候群
each alone


さささ、祭りのあとは…

次の『祭り』を考えるまでさ!!!(笑)

2009/03/21

こういうのを『導かれる』というのか?

さて、いよいよ明日に迫りましたね!ライブの前日はいろんな事を思いついてしまって(笑)そりゃ大変なんですよ。あの曲にはこの楽器を入れた方がいい…的なものが殆どなんですが(笑)本日は朝から『これは間違いない!』と思い立ったが吉日、さっそくサポートをお願いしているウッチーこと内山君にメール。

『ねぇ木魚って持ってる???』

『いやぁ木魚!ナイスアイディアだと思うが、持っていないよ。カウベルもないしなぁ…』

そんなこんなで、このスバラシイ閃きは『夢』で終わるのか…なんて少々がっかり気分で新高円寺へ個人リハ。本日は軽ーい感じで流し、せっかくの高円寺なんでちとぷらっとして帰ろうとルック商店街からパルへ。ざっといつも立ち寄る店を総点検!?し駅近くの『仲屋むげん堂』へ。なんかカワイいものあったら買っちゃおっかな…

んん???

こ、こ、これは…『木魚』???

店に入るや否や目に飛び込んで来たものがなんと『木魚』(爆笑)通常の生活ではありえないよねぇ。普通に歩いていて『木魚』に遭遇するなんて。値段も見ずにレジへ行ったんだけど、これがまた相当な高円寺プライス(内緒)。

導かれたねぇ(爆笑)

ま、使うかどうかは分からんけど、取り敢えず『木魚』をゲット。
明日は良い日に違いない(爆笑)

そんな風に思えてしまうワタシが好きだ←お約束通り自分を褒めてみました。

p.s.ライブ前にも関わらず、読みはじめた本が面白すぎちゃってさ、寝坊しないように気をつけます…タイトルを書くのも恐ろしい…絶対に映像化不可能な話だぞ…文章がリアルに頭の中で映像化され…そのまま夢に出て来たらどうしよう…ぅぎゃああああああああっ…(笑)



明日お時間ありましたら是非お越し下さいませ〜


2009年3月22日(日)
『夜艶戒談・其の壱』(ライブ&トーク)
@三軒茶屋
  グレープフルーツムーン
start.18:00 charge.2000
出演:
南謙一(nu-)
日比谷カタン
★出雲麻紀子

ブラジルを注入す!!!

いやぁ、自分のライブ前に『ブラジル注入!!』本日行って来ましたよBlue Noteへ。ファーストステージでしたので、すっかり晴れた昼下がりにこれで2度目となるIvan LinsのLIVE観覧。見事なまでに肩の力抜けまくってまして、真剣に見るというよりかは、美味しいお酒を昼間からかっくらい、フワフワっと見る感じ。休みの昼下がりとしては最上級じゃなかろうか。しかしIvan Linsはかわいいおじちゃんだった(笑)演奏を間違えたとき、黙ってりゃ分かんないのに『アハハハっ』って笑っちゃう感じがね、キュートなんだよね、たまんないっす。

希代のメロディーメーカーとして尊敬しているのだ。



↑若かりし頃のIvan Lins
今日はこの曲やらなかったんだけど、相当好きな曲。

2009/03/20

『褒め殺し』は罪?(笑)

この2日間
仕事→リハ→ライブ鑑賞→仕事→リハ→ライブ鑑賞→…
へとへとになって帰って寝る。なんとも至福。

そんな訳で、お約束通り
3月22日、共演させていただくお二人を『褒め殺し』たいと思う(笑)

南謙一氏(ex:nu-(ヌー)/宙ブラリ)
今現在ワタクシの知る限り、『瞬間』を最も濃く生きてる人だと思う。『一生懸命』『我武者羅』『遮二無二』…うーんどれも違うんだよ…『入魂』してる感じじゃなくて多分、ナチュラルな感じであそこまで行けちゃうんだろうな。自然なのだ。『生粋のロックスター』とは恐らく彼のような方の事を指す言葉なのね。しかもですよ、どんなに暑苦しく(笑)パフォーマンスしようとも、これがまた、爽やかなんだよ。まるで変声期前後の少年のような爽やかさ!!!確かワタクシと同い年のはず…(爆笑)それでいて時折垣間見える大人の色っぽさ…あれっ!矛盾!?でもでも、この『矛盾』こそが彼の最大のオリジナリティなのだ。

日比谷カタン氏
今現在ワタクシの知る限り、『瞬間』に最もこだわりを持っている人だと思う。限られたこの『瞬間』という枠を最大限に利用して、ギタ−1本と歌声だけで異空間へと誘う日比谷マジック。数年前高円寺の某ライブハウスで初めて観た時『す、すげぇ〜』と瞬殺!ちなみにこの時、日比谷氏のあとにワタクシの演奏…思い起こせば人生最大の無茶振りをされた気分だったわよ、ホント(爆笑)『刹那』という言葉が『切ない』ではなく『甘美』であると、日比谷氏のパフォーマンスを見る度思う。知り尽くした大人が魅せるイリュージョン。ホントは日比谷氏が一番楽しんでたりしてね(笑)


さ、22日!『永遠』を感じに来られたし!!!

締めに…
次回は自分でも褒め殺しますか!(笑)

2009/03/16

本日の覚え書き



最近日記っぽい感じではなかったので、本日は今日思った事を箇条書きにしてみる。

 レタス高ぇよ。
 『フラクタル』という言葉の響きが好きだ。
 トムクルーズは好きではないが、『ワルキューレ』は観に行ってもいい。
 春の匂いが少しした
 最近スタジオを変えまして(近所に有った!)少し割高だが、交通費を考えると
  格安だった事に気付く。
 日本vsキューバ 起きた時『なんで勝ってるの?』とマジで思った。
  (勝って良かったけど)
 DE CECCOのパスタはやはり美味い。バジルと相性バッチリ。
 読みたい本がいっぱいだ。何から読もうか。
 最近、『夢中』になれる音楽との遭遇が著しく減っている。
  最近いつも思っているが…
 ジーパンがワンサイズ小さくなった(気がする)
 トリートメントを変えたら、髪が絡まなくなった。
 『24』サイドストーリって見るべき?
 もうすぐライブじゃん!
 嗚呼バームクーヘンが食べたい!

等々…。
ね、いいでしょ!このまったりと生きてる感じがさ(爆笑)

さ、今週末は三軒茶屋でライブですよ!
トークも見れちゃいますよ!


2009年3月22日(日)
『夜艶戒談・其の壱』
@三軒茶屋
  グレープフルーツムーン
start.18:00 charge.2000
出演:
南謙一(nu-)日比谷カタン ★出雲麻紀子

近々中に、こちらのお二人を『絶対観たくなる』ような名文にて褒め殺す予定!!!

2009/03/14

ロマンティストな脳で

先日の続きになるんだが、そもそもいつの頃からか『永遠』っつー概念を全く信じていなかった訳で、例えばそこいら辺に転がっているお安いラブソングによく出てくる陳腐極まりない『永遠』つー言葉を毛嫌いしていたのだよ。しかしだね、人間には『希望』みたいなものがどうやら必要で、たとえば弥勒菩薩が56億7000万年後に人々の前に現れるとかいう、途方もないキャッチフレーズ!?にて仏教の教えにあるように途方もなかろうが、ささやかだろうが『明るい未来』みたいなものってのは生きてくモチベーションとして不可欠なんだろうなぁ。『永遠』やら『彼岸』つー概念もそういう事のような気がする。ほんの少しロマンティスト風な脳で考えるに(笑)『刹那の連続が永遠』であるならば、故に、我々は常に永遠の中に含まれている訳で、構成する要素である我々には残念ながら『永遠』を体現する事が出来ないのだよ。それではあんまりにも寂しいので、イズモのロマンティスト脳は瞬間を永遠に感じる『ある手段』を伝えて来たのだ。

『無我夢中』

我を忘れて夢中になってるときって、おそらく記憶の分類として『幸せ』ファイルに分類されてるでしょ(笑)これって『永遠』という言葉の持つ至福感と近いような気がしてさ。時間とかを超越した、特別な空間にいるかのような、澄み切った感覚が記録として残る感じ。

2009/03/13

積み木遊び

ふっと、自分が今いる位置について考える時がある。3次元における単なる『場所』ではなく時間をプラスした4次元的な立ち位置なんだけどさ。今ってまんざらでもないところにいるなぁ、って(笑)明るい見通しの方が暗い見通しよりも数が多い(笑)
つか選択肢が思っていたよりも多いという事に気付けたワタシの成長に乾杯(爆笑)

積み木が良い形に出来てる感じよ。ただ、何が出来るのかは分かりませんし、どこをもってして『完成』というのかも分かりませんが、今のところ壊れる(壊す)理由が見当たらない。壊す(壊れる)ときが来るかも知れんが、そんなときは自ら思いっきり壊す覚悟。


悪くない。


ところで
『刹那主義』などという大げさな事は思ってはおりませんが、でも、ある頃から『刹那の連続が永遠なんじゃん!』と思うようになり、その刹那の断片一つ一つに『永遠』という言葉に含まれているある種の『満足』を得られるようになったのさ。そりゃもう人生2倍楽しい…ってそこで気付く訳よ、人生の半分を終えてしまったワタクシが残りの人生をさらに謳歌する為の『大いなる知恵だったのか…』とね。(笑)瞬間を愛おしく想う気持ちが増したね。

そんな訳で、日々を謳歌している結果、日々いろいろ想う訳で、そんなこんながまた積み木のように積み上げられて行くのだ。
一つ一つに『永遠』が含まれる積み木の数々。

2009/03/10

速度が問題なのだ。



「速度が問題なのだ。人生の絶対量は、はじめから決まっているという気がする。細く長くか太く短くか、いずれにしても使いきってしまえば死ぬよりほかにない。どのくらいのはやさで生きるか?」

by鈴木いづみ


この言葉に出会って以来、加速をいささか緩めたように思う(笑←やんちゃしてる頃もあったけな???)ワタシの人生…。この理論ってなんか納得。先人達の没年齢を超える度に『あーゆるく生きてんなぁ』って思うもんね。いづみさんは36歳で亡くなったのだが、ワタシが80歳まで生きて5回くらい生まれ変わらんとこなせないような内容の人生を、なんつーか、鮮やか陰湿に生きた感じ。真似できねっすよ、したくないっすよ(痛いのいやだし…このあたりのくだりは各自調べるように!!!:笑)でもね、なぜかずーっと気になるオンナ。昭和くさいっつーのもあるんだろうが、いや、そういう事ではなく、本能に忠実に生きてるんだよね、恋愛も結婚もそして結末も。こんな風に自由でいる事への憧れと同時に怖さも教わったね、彼女から。彼女のミステイクを挙げるとするならば『アタマが良すぎた』ことなのかもしれん。本能が求める自由と、うらはらに限りなく常識人であった彼女のモラルみたいなものの葛藤ってのはエッセイとか読むと窺える。亡くなってから20年以上経って、彼女の『エキセントリックさ』だけがフィーチャーされてるように思うのだけれど、何処にでもいる普通の少女達が『アタマの中』で考えてる事をデフォルメすると、『彼女の人生』になるような気がしてさ。女性特有のエキセントリックさというよりは、『実践者』としての男らしさみたいなものを彼女に感じているのはワタシだけですかね???

2009/03/09

『可愛いアイシャ』を斬る!

この曲を最初に聞いたのはオリジナルではなくラジオから聞こえてきたカヴァーだった。それも松崎しげる&八代亜紀!おそらく’78年頃だったと思うんだけど(どっかにオンエアーチェックテープがあるかも知れん) 聞いた瞬間ハートを鷲掴みされちゃって、『スティーヴィー・ワンダー』という人物を知る事になる。当時流行っていたディスコ調のモノやハードロックとは一線を画した、かといってウチのパパが大好きだったレイ・チャールズのようないわゆるブラックミュージックとも微妙に違う!なんだろう、この感じ?お小遣いが月500円な訳で、レコードをばんばん買えるようなお嬢でもない訳で、とにかくお年玉の季節を待ち、2枚組の『Key of life』を購入。取り敢えずぶっ飛んだね。今まで12色のクレヨンできっちり塗られた塗り絵のようなものしか見た事ないワタシが100色の水性色鉛筆を巧みに使った絵を見て衝撃を受けたような、そんな感じ(笑)この配色ってアリだったんだなぁ!みたいな、そういう感動。買った頃はノリの事とか良く分かんないから、メロディーとコードの斬新さにショックを受けたんですよ。まぁオトナになると『回想』とか『楽園の彼方へ』とか、信じられないような神懸かり的なグルーブに傾倒して行く訳だけれど。このアルバムのメイキングビデオを観たんだけど、やっぱ神懸かってたよ、一人で全部やってるし(笑)すげー!って思った。

この『可愛いアイシャ(Isn't She Lovely)』確かに最初に聞いた衝撃は凄かったけれど、最近『聞きすぎて』しまったのか完全に『好きな曲』から外れてしまっている。しかもフジテレビでやってる特別番組のテーマソングに使われてるんだけど、あれに至ってはもうちょっとした『吐き気』さえ感じる。出演してる人やスティービーに全く罪はないんだけど、『企画』に偽善のようなものを感じてしまって、それ以来『Key of life』を聴こうと思わなくなってしまった。昨日もやってたね、あの番組(笑)そういう事ってあるんだなぁ。たいてい一度好きと思った曲って、ずーっと好きだったりするんだけどなぁ。

可愛いアイシャ繋がりで!?ワタクシが10年ほど前こよなく愛し乗っていた『可愛い愛車』の写真をもって結びの挨拶にしたいと思います(笑)レプリカ出たらちょっと無理してでも買うんだけれど…。

2009/03/07

瞑想(迷走)気分

随分前に人に話したら『あ、それ解るかも!』と、言われたんだけどもさ、深夜のイマジネーションって恐ろしいほど果てしなく増幅するじゃない?(笑)そのイマジネーションを猛烈に欲するする時期がたまーに訪れるんですよ、数年単位で。これを『”夜”に捕まった』と表現しているんですが、まさに、久々にやって来ちゃったね。それは作品作りに留まらず、イズモ的な未来予想だったり(笑)イメージトレーニングだったり(なんの???まぁいろいろあるわな:笑)瞑想(迷走?)に近い感じなのかもね。そう!なんで深夜なんだろう?って考えてみれば、深夜って集中できるもんね、雑音減るし。身体のメカニズムとの因果関係は解らんが、想像するに脳内分泌物の出る周期みたいなものがあるんだったら、そういうのって関係あるかもしれんね。しかし身体にゃ悪い!なんか、『毒』と引き換えに生み出してるのかもなぁ…。どーせだったら『それ、うっかり作っちゃったら命縮まる!?』的な作品を作ってしまいたいよーな…(笑)ジョンレノンの『イマジン』とか、すげーそんな風に思っちゃうもんね。

しかしまぁ、せっかくこういうタイミングが訪れたのだから、今日も意識を飛ばしてみよう。何処に行くのか、何処に繋がろうとしてるのかは、解りませんが…ネ。ウエルカム名作(迷作?)ウエルカム!グッドアイディア(迷策?:笑)

2009/03/05

トランスポーズに屈する

個人練習でスタジオに入ったんだけどさ、今日まったく声が出ない訳ですよ。曲によって喉で唄う癖がどーもついちゃってて、ちょいと高いとこ行くじゃないですか、すると喉がヒリリって……おいっ。幸いエレピはになんとも便利な『トランスポーズ』なんつー機能がついてるんで、本日はすべて2度下げ…惨敗っすよ。ちっきしょー。トランスポーズに屈した訳ですがあんまり無理して喉痛めてはお話しにならんので、今日はほどほどな感じで退散。腹筋腹筋腹筋腹筋…。こらぁイズモっ曲に負けとるやないかい!!!!!

たまには赤裸々な負け告白(笑)

本日はこの言葉に救いを求め、寝る(笑)

私のアートは、嵐の中を歩いた足跡みたいなもの、
そのときそういう歩きかたをしなくてはならなかったから。
by yoko ono


↑なにげにおいしいね、コレ!

2009/03/03

オノヨーコが気になる季節

Puffyのユミちゃん目指して伸ばしはじめた髪が、そろそろいいい感じに伸びて来た…あれれれれ?ユミちゃんじゃないぞ…毎朝、うっすらとは思っていたんだが、『やっぱオノヨーコ!?』に近づいているような…(笑)

ビートルズとの(記憶に残る)初接触は、こんなことなんで覚えているのかは解らないが、『あさま山荘事件』の最中(おそらく幼稚園)だった。雨の降る日、友達のお母さんの運転するクリーム色のビートルの中で、断続的に聞こえてくる『事件』の途中経過の合間にかかった『ヘイジュード』。ワイパーのウニュウニュって音とポールの声がホント生々しく残っているんだよ。その時はもちろん『好き』とかいう感情もなく子供心に『ヘイジュード』という言葉が面白くて口ずさんでいたように思う。

それから、数年後。そろばん塾に通っていた頃、友達と一緒に行っていたんだが、ある日家に迎えに行くと何とも言えない切ない曲を友達がエレクトーンで演奏していたので、とにかく彼女に左手と足の部分をお願いし、旋律を聞いたまま弾いた。弾く度涙がでそうになるこの素敵な曲は『イエスタデイ』という曲なのだが(笑)彼女は『左手と足も覚えなよ』って。何回もお願いしたのでめんどくさかったんだろうなー(笑)2小節目に必ず込み上げる熱い感じ。この時『コード進行』のもたらすとてつもないエクスタシーを得てしまったおかげで、今のワタシがあるのかもしれん。譜面には『ビートルズ』の表記はなく『レノン&マッカートニー』と書かれていたので、『ビートルズ』という名前を知るのはもう少しオネーさんになってからでした…。

さすがに5年生くらいになると、洋楽も生意気に聞いたりしていたので、友達のお兄さん経由でビートルズのアルバムをダビングしてもらったりしていました。そのころから1番好きなアルバムって変わってないなぁ(笑)さすがに、2番目以下は年齢やら心境によって変わるけど。ここ20年くらい2番目は『ホワイトアルバム』っす。

ああ、ヨーコちゃんの話からずれちゃったけど、あのジョンとの裸の写真は最高やね。ここは腹を据えてヨーコ目指すか!なんちってな。

久々に『ダブルファンタジー』聞こっ。

2009/03/01

本日の『相棒』

暖気運転開始!という事で昨日は友人と二人でまずカラオケ(笑)二人で4時間って…(笑)3時間の予定で終了10分前にフロントから電話があったのだが、やっと身体が温まって来たところでしたので(笑)延長1時間!疲れ知らずではありましたが、とことんお腹がすいてしまった…恵比寿に足を伸ばし、讃岐うどんめがけてダッシュ(笑)最近土曜日の営業もスタートしたということで、こんな日には大変ありがたい!『宇田』さん、いつもありがとう!!!美味しい梅酒と激ウマカレー讃岐(温泉タマゴ入り)と徳盛りてんこもりな新しい情報ですっかりお腹いっぱいになり帰宅。最高の休日やん。

『湯だめうどん 宇田』

さて本日。
本格的なリハ開始(まずは個人練習)
おなじみ新高円寺のリハスタなんですが、本日はスタジオが埋まっていたため、生ピアノルームを押さえる。しかし、音鳴らしながらの練習をしたかったので、『相棒』くんを連れて行く事に。一昨年前購入したちーさいちーさいアンプ君。こいつにiPodを差し込み、爆音(結構音でかいのだ!)とともにひたすらピアノと戯れる。あっという間の1時間…今日は延長しなかったけどね(笑)